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古都の奇祭 おんだ祭

この週末もまた奈良へ。
葛城に友人がいるので、ちょくちょく行きますが、
本日はそこからちょいと足を延ばして、飛鳥へ。

まずは、前回は休館で見られなかった奈良県立万葉文化館へ。

子供のころ「和同開珎」を日本最古のお金と習いましたが、
ここはそれより古い「富本銭」が発掘されたところに建てられています。

美術館を建てる予定で土地整備をしていた所に、富本銭鋳造所遺跡が見つかり、
美術館と資料館が半々となったそうです。

10時ごろ文化館の玄関に着くと、
仮面男が大きな竹のささらのようなものでビシバシ地面をたたいて
いかにも私たちを待っている様子。

お連れを露払いに差し出すと、案の定ビシっ!とおケツを一発。
・・・その後私も勿論。

それは、お隣の飛鳥坐(にいます)神社の「おんだ祭」の天狗。
こういうお方たち↓

古都の奇祭 おんだ祭_b0238306_1382293.jpg

実は私たちもこのお祭りが目当てでした。

お祭りは2時からなので、文化館を巡った後、
文化館の人に教わった「山帰来」という近くのお蕎麦屋さんでお昼。
十割そばなのに細くて、美味でした。

文化館に入るときにすでに職員さんに
「もうお祭りのほうはいっぱい人が待ってるはず」と言われていましたが、
1時過ぎには小さな神社の入り口からもういっぱい。
でも、何とか見えるところが確保できました。

古都の奇祭 おんだ祭_b0238306_1502211.jpg祝詞やら玉串やらと一通りの儀式の後、
例のお面の天狗や牛さんたちが耕したゴザで、
宮司さんが田植えの儀。

神社一杯の観覧客は、これを見に来たのではありません。
あくまで「奇祭」を笑いに来たのです。


さて、写真をのせるべきかどうかためらうところですが、
これはあくまで「神事」ですので・・・。

古都の奇祭 おんだ祭_b0238306_1591716.jpg

股間からにょっきり伸びた竹筒を、観客やら宮司の前でブルンブルン。
挙句の果てに山盛りごはんに・・・・
婚礼の儀の一つの儀。
・・・あくまで神事です。

そしてその後・・・・

古都の奇祭 おんだ祭_b0238306_234515.jpg

コトが始まる。
・・・あくまで神事です。

翁は観客の前にはだかって、
はっぴをパタパタさせながらモザイク処理をしていたかと思うと・・・

古都の奇祭 おんだ祭_b0238306_292036.jpg












とうとう天狗さんに加勢。

そして、これを手に入れんと前に陣取った観客たちの手。

古都の奇祭 おんだ祭_b0238306_2115939.jpg

その名も「拭くの紙(福の神)」。

いや、だから、あくまで神事ですから・・・。

神社内にもいろいろシンボルがあったようですが、
それまでは見る余裕はありませんでした。
お祭りが終わる前に駐車場にダッシュしたので。

TV局もたくさん来ていましたが、どう報道されたのはかは知りませんヾ(ーvー)

ご興味のある方は、ネット検索してみてください。
YouTubeなどに動画がアップされています。

毎年2月の第1日曜日です。
by odaidoco-labo | 2013-02-04 02:36 | おでかけ・イベント | Comments(2)
Commented by はな at 2013-02-04 09:31 x
磐田市の方にも似たような(神事をするかはわかりませんが)神社があるとか・・・思い出しちゃった。作って飾るんだっけ・・・
Commented by odaidoco-labo at 2013-02-04 21:51
飾ってるだけなら日本中いろんなところにあるみたいだけど、
これは、まあ、その・・・ 衝撃的に笑えます。
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多趣味で何一つものにならない管理人ちゃとびが大阪北摂から、暮らしの手作りと日常を綴ります。


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