タグ:徒然 ( 316 ) タグの人気記事

バレンタインサブレ

10年ほど前、半年と空けずベトナムとタイへ同じ友人と行ったので、
どっちがどっちの国だったか、混同している私。

でも覚えているのは、料理。
ベトナムはいろいろ美味しかった記憶があるけど、
友人も私も辛いものが駄目で
タイではまともにタイ料理は食べませんでした。


「うわ~、これは動物愛護団体が黙ってないで、って内容やわ」
学生のスピーチ原稿の下書きをチェックしていた同僚がつぶやく。

聞くと、テーマはタイの三大びっくり料理。

一つ目は
えびの踊り食いみたいなもので、日本人にはびっくりではない。

二つ目は
生きた魚を鍋に突っ込み、しばらくして空芯菜を突っ込む料理。
熱さから逃げたい魚さん達が、空芯菜の芯に入り込み、
見た目は空芯菜料理、でも食べると魚が出てくるというもの。
これもドジョウ(だったっけ?)と豆腐の鍋で、まぁまぁ、日本にもある発想。

三つ目が…
竹筒の中で、ココナッツミルクだけでひよこを育てて、
竹筒のまま丸焼きにするというもの。
身に竹とココナッツの香りがよく染み込んでいるらしい…。

丸焼き文化は世界中にあるけど、
自由を奪われたひよこちゃんはぶくぶく太り、
竹筒に合わせて細長く育ち、
挙句の果てに竹筒とすれて毛が抜け落ちるという。

「それも食文化だから…。日本の活け作りだって外国から見ればかなり残酷よ」
と私が言うと、

「でもね、『これは後からココナツミルクと竹で香り付けしたものと変わりません。
 ただびっくりさせるための料理です』って。」

結論:世界は広い。

       …でよろしいでしょうか?


さて、

バレンタインにもう一つ作りました。

Myレシピのもう一つのガナッシュが、このときの生姜のガナッシュ。
今回、新しいレシピを考えるのが面倒だったのがバレバレ ヾ(><)ゞ

このガナッシュをちょっとアレンジして
ホワイトチョコでトランペ(チョコレートの海にドボン)して、
柚子の香りをしのばせよう!

と目論んでいたのですが、ガナッシュ固まらず(ーー;)
何かのガルニチュールとして使うしかない。

そして急遽作ったのがこれ。

b0238306_18401081.jpg完全に日没後、電球色の蛍光灯の下で撮影。
なんだか寂しげな画。

ガナッシュが甘いので、
サブレではなくブリゼ生地を基本に、
ヘーゼルナッツパウダーでアレンジ。

ブリゼは甘くない生地で、
焼き色を付けるために、
2%ほどの砂糖を入れます。

それを5%ほどのカソナード
(荒いブラウンシュガー)にしました。

この生地は、チーズにも合いそうなので、
残りの二番生地で何かアレンジしてみようっと。


生姜ガナッシュとの相性もなかなかよし。
一日置くと味もなじみ、お茶請けによさそうな一口スィーツに。

…でも、誰もこれをチョコレート菓子とは気づいてくれないと思う。

それって、創作菓子としてどうよ?
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-02-14 04:30 | お菓子 | Comments(0)

バレンタインチョコ

ベトナムの男子学生が、授業が終わるなり私のところに来て、
「年寄り電車乗ったことありますか」と。

ん?

こういう突拍子もない質問に対し、
咄嗟に頭がフル回転する習性。

使用ボキャブラリーを間違っているのか、
それとも彼なりの「詩的」表現なのか、等々…

「天下茶屋から出てる路面電車です」

「あ~、阪堺電車ね。」

話を聞くうちに、どうやら「年寄り」には2つの意味があった様子。
一つは、昼間に乗ったから、年寄りばかり乗っていたこと、
もう一つは、日本の都会に、こんな古い電車が…とびっくりしたこと。

その昔、地下鉄で行ける取引先に、わざわざ阪堺電車に乗って行った時、
私もその車両のレトロさに驚いたことがあります。
私が降りた駅のホームが、民家の入り口につながっていたのにも驚きました。

そのレトロな車両は、大正時代のもので、未だ現役とか。
なかなかその車両には当たらないけど。

私もこの路線には惹かれるものがあり、
一度全駅降りながら巡ってみたいと思っています。


さて、

バレンタインですね。

バレンタインだからといって、チョコレートなんぞ人生で一度も作った事のない私。
今年はやってみるか。
b0238306_3522478.jpgと、まず前日にボンボン・ムーレ
(型取りボンボン・ショコラ)の準備。

安物の型ですが、とりあえずこれでもできます。













出来上がったのが日没寸前。
何とか西日で撮ったけど、ぼんやり~。
b0238306_354377.jpg
右端の丸いのは、
最後に残りのチョコに
スライスアーモンドと、
ファイユティーヌ
を入れて固めたもの。

ボンボンムーレの中は
カラメルとグランマニエのガナッシュ
&オレンジピール。
私がコルドンの修了試験で使ったレシピ。

アントルメの構成を考えていた時、入れたい要素が全てバラバラで一つにまとまらず、
悩んでいたときに、クラスメートの一言のヒントでできたもの。
これのおかげで入れたい要素を全て諦めずに入れられた、私には思い出のガナッシュ。


型入れ作業をしている時、男友達から
「別に用はないけど、何してるの?」とご機嫌ういかがいの電話。

「チョコレート作ってるから、取りに来る?」
と訊くと、その時間はないとのことなので、
「んじゃ、送っとくよ」

えぇ、ちゃんと送りますわよ、

2月14日に忘れず


写メを。


オ~ホッホ。
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-02-13 04:39 | お菓子 | Comments(0)

温泉セット

昨夜、駅から家に向かう時、例の香りがしました。
「あ、明日雨降るな~」
でも降ったのは雪でした。

「チョコレートのにおいがしたら雨が降る」
これは、地元の超局地的天気予報なんです。
半径数キロにも及ばない範囲だと思います。

詳しい原理は分かりませんが、
多分、製菓工場が放つチョコレートの香りは
湿度が上がると空に抜けて行かないんでしょうね。


それにしても寒いですね。
沖縄以外全て氷点下なんて…

我が家で一番寒いのは、やはりお風呂場。
一番風呂しかありえない一人暮らしの寒さったら…。

週末は近所の銭湯へ行こう!と思ったのですが、
結局、両親の入居する高齢者住宅の大浴場でタダ風呂入って来ました。

母が「温泉バッグあるけど使う?
   …あぁ、あんたはいつものがあるか」と。

私はずっとこの手のものを使用していました。
b0238306_35501.jpg←こういうやつ。
お風呂場用子供のおもちゃ入れ?

吸盤が便利なんです。

これよりもっと小さいのを使っていたのですが、
気づけば随分くたびれてたので、
思い切って捨てる事にしました。

ええ、思い切りましたよ。
かれこれ10年ぐらい使用した、100円もした代物ですから(´艸`)




b0238306_395955.jpgで、新しく買ったのがこれ。
ファスナーつきに昇格です。

ええ、これも100円もしましたわよ。
元を取るために、また10年使わなきゃ。

吸盤???




b0238306_3233759.jpg勿論つけましたよ!
捨てる前に切り取っておいたものをチクチクと。
ちゃんとファスナーの中に収納できるように。

「お母さんもそういうの探して来よう」
って言ってたけど、
できればキティちゃんはやめといてほしい。

え?私も?




顔も髪も自家製石鹸一つなので、温泉セットはこれだけです。



久々にコッテリ100均ネタでした。
私を100均の女王と呼んだこの人がそろそろ期待してると思うので(´艸`)

お邪魔したらポチっこ30連発ぐらいしておいてね。
無理か…。
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-02-03 03:50 | 100均 | Comments(0)

もうすぐ立春

でも、相変らず寒いですね。

一月が行っちゃいました。
二月も逃げちゃうんでしょうね。

そして立春の一日前が節分。

というわけで、今日は一足早く節分飾りです。

b0238306_3505947.jpg















巻き寿司だけでは寂しいので、寄せ鍋も用意しました。
b0238306_352921.jpg
恵方巻きの習慣は、
関西から全国に広がったようですが、
私はこの恵方巻きは食したことがございません。
だって…
こんな習慣は私が子供の頃にありませんでしたから。

伝統的な習慣と思われているようですが、
実は海苔屋の販促企画だということを
私は知っていたし…

b0238306_17493316.jpgそれに、巻き寿司はそんなに好きではないし。

そりゃ~
うにやいくらや甘エビなんかのつまった
豪華太巻きなら喜んで頂きませう。

でも…
一本丸々は拷問です。

今年はどんな願掛けしようかとお考え中の方に
興ざめな内容で、…どうも。

でも、サンタクロースの赤い衣装も、
元々はコカコーラの販促企画だし。

って、話が違う?




そうそう、今日職場で
「年越しっていつだったっけ?」
と訊かれて
「?????…もうとっくに…」

少々年配の和歌山(海南あたり)の方ですが、
昔から節分の事を「年越し」と言っていたそうです。

なるほど。
確かに、旧暦の正月とは別に
立春から新しい年という概念もありますからね。

勉強になりました(^^)
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-02-01 04:19 | ミニチュア | Comments(0)

今月最後の古都詣で

大阪、京都へは玄関を出てから30分+α、神戸へは1時間。
普段は時刻表を見て出かける習慣がありません。
でも、それが乗り換えの必要な奈良となると…

今日は奈良のベトナム料理の教室へ行ってきました。
京都のK代さんと一緒だったので、初めて京都回りで奈良へ。

実は大阪回りより、若干こちらの方が早かったのです。
但し、快速に乗れれば、の話ですが。

帰りは各駅しかなく…。
ナント単線だったんですね!

数駅ごとに対向列車の時間調整があり、どんだけ~でしたーー;
京都⇔奈良なんて、ある意味動脈だと思ってたんですが…。


さて、そのお料理教室は「Contents
b0238306_2258372.jpg玄関ポーチにこんなおしゃれな看板。

私は、こちらのお料理教室が教室を始める事も知らず、
ベトナムから帰国して、おうちを建てられている頃から
ブログを覗かせて頂いていたのです。

教室を始められて1年ほど、
やっとお邪魔できるチャンスに恵まれました。

おうちを拝見するのも楽しみでした。
実際お邪魔すると想像以上。

隅から隅までこだわりだらけ。
物の飾り方も整理の仕方も、そりゃもうため息モノ。

来月発売の住宅関係の本にも掲載されるそうです。





b0238306_23133222.jpg先生はお話もお上手な、和風美人。
掲載許可を頂いてないので、後姿で。

お隣のご実家は、今回ミシュランの星がついた
「夢窓庵」という日本料理のお店です。

幼い頃から一流の味を身につけられてるんですね。
現在もお店が忙しい時には手伝われているようです。













b0238306_23254997.jpgメニューは
◎鶏肉のスープカレー
◎カニの春雨炒め
◎サラダ風生春巻き
◎切り干し大根の甘酢漬け

私は唐辛子が得意でなく
(ややアレルギーあり)、
カレーもさほど好きではないのですが、

これはウマイ!

春雨もやさしい味で私好み。



b0238306_0183736.jpgテーブルコーディネートも、
器は勿論、テーブルクロスやお花も、
お料理に合わせて考えられています。
















全く同じ材料は揃えられないかもしれないけど、
素材の扱い方など、日常のお料理のヒントがたくさんありました。

b0238306_23374191.jpgそして最後はチェー(スイーツ)の
緑豆あんこ入り白玉団子。

シロップは生姜入り。
団子なしでタピオカだけでも十分なスイーツになりそう。
シロップだけでも飲み物になりそう(^艸^)

とても贅沢な一時でした。












奈良で人と会う用があったので、帰りは一人だったのですが…。

乗った車両にドイツ人(?)の10人ほどの団体がす~んごいうるさくて、
たまらずひとつ前の車両に。

そしたらす~んごいうるさいオバちゃん軍団がいて、
たまらずもう一つ前の車両に。

これでやっと静かに帰れる
と思った2分後、今度は部活帰りの高校生が20人ほど。
「コントか!?」と思いましたよ。

そこは先頭車両。
移動して来た車両を逆戻りして…もう残りは最後尾車両しかありません。

ナントそこにもうるさいオバちゃん軍団と、中国人の団体が…。
もう、鉄板ネタのコントの世界ですよ。

もう逃げ場はありませんーー;
諦めました。

そこで初めて気づいたんです。
人の少ない電車の方がうるさいってこと。

いつも乗っている電車は、真横の人がうるさいなら別ですが、
少々離れたところなら、人が何重もの防音壁になり、
さらに人が多いことで、車内に反響はしません。

いろんなことが分かった奈良線初体験でした。

[PR]
by odaidoco-labo | 2012-01-29 00:43 | 料理 | Comments(0)

尿素クレイ石鹸

あ~言いたい
でも
言えない。

「そのマスク上下逆ですよ~」

…って。

電車で向かいに座ったお兄さん、明らかに変です。
せっかくの高橋克典似が台無しですよ~
(ま、目だけかもしれないけどね。)

かく言う私も、マスクを表裏反対にしてました。

…もぉ…、誰か言ってよ。



さて、
久々に石鹸です。
今年に入ってから3種類作りました。

b0238306_31051100.jpg一つ目は尿素クレイ石鹸。
また尿素です。

でも中に見える色違い部分はこのときのような
失敗のムラではないですよ。

以前に作ったオリーブオイル(ほぼ)100%の石鹸を
小さく切って入れました。
オリーブオイル100%というと高級石鹸なんですが、
泡立ちにくいのが少々難点なので、合わせ技で。

クレイ(粘土)はいろんな種類がありますが、
それぞれ使用感がちがいます。

配合はMoreへ


b0238306_328291.jpg二つ目はいつもの洗濯石鹸。

膨らんだ四角になっているのは、
牛乳パックで作ったから。

ややどす黒くなったのは、
バニラエッセンスで香り付けをしたから。



でもバニラの香りほとんどしてません。
それはいつのか分からないぐらい古いものだったから…

いやいや、
エッセンスでは香りがつきにくいみたいです。


3つ目のものはまだカットしてなくて塊状です。
また後日。

石鹸作りで一番難しいのは、カットかも。
なかなかまっすぐ美しく切れませんーー;

More
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-01-27 03:42 | 石鹸・手作りコスメ | Comments(0)

塩メープルキャラメルナッツ

「いい歳して…」

この表現は、何も本当に「いい歳」の人にだけ使うものではありません。
もし中学生がおねしょをしたら、きっとお母さんはこういうでしょう。

だけど、「いい歳して、何してんねん。一体お前はいくつや?」
とまで言われたらどうでしょう?

私は正直にこう答えます。

「四捨五入したら…」

したら?

「ゼロ歳でちゅ。ばぶばぶ。」

ええ、ちゃんと「四捨」しましたとも。

ばぶ~?


さて、

先週職場に持って行って、とても評判のよかった簡単おやつ、
「塩メープルキャラメルナッツ」です
b0238306_220255.jpg



















普段はいやしん坊ではない隣の島の方も、
近くを通るたびに「止まらない~」とつまんでました。

レシピはMoreへ。

使用している30°ボーメシロップは、
水100に対しグラニュー糖115gを完全に煮溶かしたものですが、
先日金蔵先生は100:120を30°ボーメとおっしゃってました。

ボーメって?
調べた事あるんですけど、私の脳みそのキャパを超えてました。


今回はゲランドの塩を使用。

職場の方の娘さんが日仏商事にお勤めで、たまに社販バーゲンに便乗。
この塩をお願いしたとき、
「ゲランドは高いから、ウチはもうワンランク下の使ってる」と言われましたが、
後日「300円ね~」と持ってきてくれました。
パッケージに大きい傷があったからですと。
そんなの全然気にしませ~ん(^^)v

ちなみに、カカオバリのチョコレートやその他も、社員価格でこっそり。
さらに、「娘がビニール袋にどっさり持って帰ってきたんだけど…」
と、パッケージからむき出しのチョコレートをたくさん頂いた事も。

これからもよろしく~です。

More
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-01-24 03:14 | お菓子 | Comments(0)

新年快乐 새해 복많이 받으세요

b0238306_0455412.jpg














今日は旧暦のお正月。
東・東南アジアの国々はほとんど旧暦でお祝いをします。
だから、毎年お正月の日が違うわけです。

もし二月になると期末試験と重なる事もあり、
学生達から嵐のごとくブ~イングが起きます。

例年、旧暦のお正月は欠席者が多数。
そりゃ無理でしょ、朝まで飲んでたら。
午後からやや出席者が増えても、どこか顔色が悪い。


写真は学生がくれた年賀状。
折り紙で可愛く한복(韓服=ハンボク)が折られています。
日本で浸透している「チマ・チョゴリ」という呼び方は北朝鮮の言い方で、
実はその呼び方を好まない韓国人も少なくありません。
だからこれは「한복」なのです。
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-01-23 10:26 | 徒然 | Comments(0)

京のてまりうた

今日は二ヶ月ぶりに京都グルニエドールのお菓子教室
「エスパス・キンゾー」に行ってきました。

阪急四条烏丸を降りて、いつもなら東に向かって北に上がりますが、
今日は何も考えずに北に上がって東に向かいました。
碁盤の目なので同じです。

蛸薬師通の表示が見えました。
あれ?行き過ぎた?

「あねさんろっかく たこにしき…」
思わず頭に浮かんだ京の通り名歌。

「あ、やっぱり一本行き過ぎてる」
錦市場方面に向い直しました。

でも、私はこの歌はここまでしか歌えません。
「まるたけ えびすに おしおいけ あねさんろっかく たこにしき… はい、続き!」
と、京都の友達にふると
「四条?え?あ?… わからへん…。お母さんやったら歌えるわ」

…私が歌えなくて当たり前でした。


さて、

今日のテーマはもちろんバレンタイン。
メインはフォレノワール

今日の写真は金蔵先生入りで。
b0238306_22532134.jpgフォレノワールといえば
アルコール漬けのグリオットですが、
今日のメニューは酸味の効いた
シロップ漬けのグリオット。
シャンティにもアルコールを入れず、
子供でも食べられるあっさり系。
長方形のカードルでモンタージュしていくのも、
今までのイメージと全然違います。

その他、小さく焼いたパートシュクレと
胡桃のキャラメリゼを用いる
ロッシェ・ココのようなチョコレート。

そして、シャンパンのトリュフ。

毎回デモが一通り終わると、
作業台をフルに使って、
プレゼン用にスタイリングをされます。



ルセットそのものは勿論ですが、
道具の使い方や、ちょっとした持ち方、自作の道具や100均の活用…
細かいところにいつも感心してしまいます。

来月も予約済みです(^^)v
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-01-22 23:10 | お菓子 | Comments(0)

アルバムの中に…

とてもショックで悲しいことがあり、
今日は帰宅してすぐに、22年前のアルバムを開きました。

アメリカ生活の最後の一月、私はTREC AMERICAという、
バンに乗ってキャンプでアメリカ各地をめぐるツアーに参加しました。

1990年5月1日、
ニューヨークのとあるホテルで参加者が顔合わせをし、
夕食をともにしながらの説明会がツアーのスタートでした。

私のグループの参加者は世界各国から11人。
二人の友達同士の参加以外は、全員が一人での参加でした。

私が申し込んだのはニューヨークをスタートして、
南部を通ってロサンジェルスに向かう1ヶ月のコース。
でも、私を含む3人以外は、さらに北部を通って
ニューヨークに戻る2ヶ月のコースでした。

「テントは二人用なので、ペアを組んでください。」と言われ、
参加者の女性の中で、英語がネイティヴでない私とスイスのキャサリンが
なんとなく残り物同士でペアになりました。

その夜のホテルから、私とキャサリンのルームシェアのスタートです。
それから、テントだけでなく、ツアー中の行動もずっとキャサリンと一緒でした。

トレックリーダー(ツアーコンダクター)の指示が分からない時、
私がいつも聞いていた相手がフィンランドのミッキという男性でした。
彼も英語はネイティヴではありませんが、数ヶ国語が話せる人でした。

最初はいろんな人に聞いていましたが、彼はいつも穏やかで、
最終的に一番聞きやすい相手だったのです。
きっとキャサリンもそうだったのでしょう。
そして、3人で話をすることが増えてきました。

ツアーがスタートして2週間、ニューオリンズではホテル泊。
キャサリンは外でミッキと話していて、なかなか部屋に戻ってきません。

ベッドから、カーテンの僅かな隙間に目をやると、
ちょうど二人がキスをしているのが見えました。
月に照らされた映画のワンシーンのような光景を、
今でもはっきり覚えています。

二人の気持ちはなんとなくわかっていましたが、
その日を境に、二人の仲はメンバー内にも公になり、
ずっと離れず行動するようになりました。

お邪魔虫ながら、私もずっと一緒で、
三人は‘We are typical stupid tourist(典型的なアホな旅行者)’を自称し
観光もイベントも心から楽しみました。

右端で私と肩を組むのがキャサリン、二人の後ろに立っているのがミッキ。
b0238306_1355989.jpg











ミッキは私と同じく一月でツアーを去る予定だったのですが、
勤め先に電話を入れ、さらに一月休暇を延期してもらったのです。

「『ある女性と出会ったから』と正直に言った」と。
「そんな理由で休暇を延ばしてもらえるなんて信じられない」
とキャサリン自身がかなり驚いていました。

私がツアーを去る時、トレックリーダーは
二人がテントシェアをすることを提案し、
私というお邪魔虫がいない残り一月を満喫できることに。

でも、「メンバーも入れ変わり雰囲気も悪くなって、
あなたがいなくなって楽しくなくなった」
と、優しいキャサリン絵はがきにしたためてくれました。

3年ほど経って二人は結婚してスイスで暮らし始めました。
1995年に私が遊びに行った時はまだ二人でしたが、
その後3人の子供が産まれました。

他のメンバーも数年は連絡を取っていたのですが、
結局現在に至るまで連絡を取っているのは彼らだけです。

先日、年明けにもいつものように、
クリスマスプレゼントのお礼のメールが来ました。

でもそれは同時に、ミッキが病気で、
しかも重篤である事を知らされるものでした。

単に英語でメールを書くだけでもすんなりとは行かないのに、
どんな言葉を選んで書けばいいのか…と、
気がつけば一週間近く返信できないままでした。

やっと返信したら、すぐにたった一行の返信が来ました。

ミッキが彼自身の誕生日に逝ってしまったというものでした。

たった一行のメールに、彼女は3箇所ものタイプミスをしていました。
かなり動揺しているのが分かります。

「家族5人で日本に行くのはお金がかかりすぎるから、あなたがスイスに来て」
「日本へは子供が大きくなってから、ゆっくり夫婦二人で来ればいいよ」
どちらもいずれは実現すると思っていました。

遠い空の下で、今何もできない自分がもどかしい。
花一輪さえ届けられないこの距離が恨めしい。

私に何ができるのか、ずっと考えています。
[PR]
by odaidoco-labo | 2012-01-21 03:35 | 徒然 | Comments(0)


管理人:ちゃとび  多趣味だけど、何一つモノにならない器用貧乏が、大阪北摂から、暮らしの手作りと日常を綴ります。


by ちゃとび

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。